私の育った新潟では江戸時代の良寛という禅僧が有名で、アニメのテレビCMがよく流れていました。どんなCMだったか記憶をたどってみると、歳をとった良寛さんが村の子供たちとお寺の前で鞠をつきながら一日中平和に遊んでいると言うもの。今考えてみると、CMとして何を伝えたいのだろうと考えてしまうものでした。
しかし現在、クリスチャンとなった私がそのCMを振り返り、思い浮かぶのは、人は難しいことを話したり、正しい教えを伝えるよりも、一緒に遊ぶこと、一緒に時間を過ごすことの方がもっと強い影響を与えられるのではないかというものでした。