大都会で宣教する場合、文化との交流は重要です。しかしそれも聖書の知恵をもってなされなければなりません。たとえ母国に住んでいたとしても、私たちは異なるグループや世代に囲まれています。それは都市なら尚更です。文脈化と文化との交流について、City to City DNAではキリスト教と文化との関係は重要だと強調しています。文脈化と文化との交流は関連し重複していますが、文脈化は主に教会のメッセージやスタイルがその時代背景や場所によってどう築き上げられているかに注力します。一方、文化との交流は、教会の周りの社会との関係に注力します。市民としての生活の中で「塩と光」であるとはどんな意味があるのか? 「巡礼者」や「亡命者」とは? といったことについて考えます。
CTC DNA: 文脈化とは何か?
CTC DNA: 福音とは何か?
初めに悪い知らせがあります。それは私たちが神から離れているという知らせです。それは私たち誰もが(無宗教者でさえ)、神に目を向ける代わりに様々な代替物で自分自身を救おうとしている事実から証明できます。私たちは、それを集団(クラス、人種、家族)レベルと個人レベルの両方で、心理的に(特技や知識)、社会的に(友人、伴侶)、政治的に(政治団体の掲げる公約)など様々な方法でが救いを求めます。しかし私たちが神から離れているということを本当に証明するのは、自分で自分を救うことができていないという事実です。財産や人種、特技に自分の価値を置くと、一時的な満足感は得られるかもしれませんが、決して本当の救いを得ることはできません。神から離れていると、どんな社会的立場にあっても誰でもいつも何かしら救いを求めるようになるからです。