宣教のミドルスペース

宣教のミドルスペース

私が「センターチャーチ、福音中心ミニストリーの実現のために(仮題)」を執筆したのには一つの理由があります。それは、教理と実践(ミニストリー)の関係について一般的な誤解があるように思ったからです。

失敗だらけの教会開拓

失敗だらけの教会開拓

今から24年前、私は福音自由教会の国内宣教師として沖縄に派遣された。昔の福音自由教会は、日本の教団教派の中で最も教勢が伸びたところの一つである。教会を開拓しても3~4年で次々と自立していった。ただ沖縄は難しいと聞いていた。実際最初の牧師は半年で辞め、そのあと何人かの牧師が派遣されたが、いずれも任期は3年以内、自立も遠かった。しかし私は「自分ならすぐに自立出来る、余裕だ」そう考えた。最低でも2~3年、早ければ1年ぐらいで出来るのではないか、ここは新記録を目指してみるか!などと鼻息荒く、意気込んでいた。

教会のリーダーとしてふさわしい?

教会のリーダーとしてふさわしい?

「具体的な働きについての質問なら数え切れないくらい挙げられる。危険なのは、それが『自分は教会開拓にふさわしいか?』という本来の問いを曖昧にすることだ。」私は会議室にいた。テーブルの周りにいたのは教会開拓者やコーチの面々だ。様々な知恵と見識、御霊の賜物に満ちて、長年それぞれの文化に聖書を伝えてきたベテランたちだ。私は敬意と驚きから、どんなことも聞き漏らすまいとしていた。同時に心のどこかで、こう思ってもいた。自分はこの世界にふさわしいのだろうかと。これは教会開拓をするなら誰しも経験するチャレンジだ。教会開拓者という職人のような世界で、最高の仕事を見せられる。本、ブログ、メンター、カンファレンス、セミナー、インテンシブと呼ばれるものすべて、もっといい働きを目指す者へのガイドだ。どれも素晴らしい一方で、同時に思わされるのは、自分がいつまでたってもこの世界にふさわしくないということだ。

教会開拓、神のタイミング、そして聖なる混乱

教会開拓、神のタイミング、そして聖なる混乱

六本木リディーマー教会は、東京のダウンタウンにある六本木地区の新しい開拓教会です。当教会は、リディーマー・シティ・トゥ・シティ・アジア太平洋、及びシティ・トゥ・シティ・ジャパンとの協力関係のうちに開拓されています。六本木は、東京都港区の一地区で、外国人の間ではナイトライフの中心地として人気の高い場所です。六本木は、その周辺地域の麻布、広尾、赤坂、南青山とともに、多くの大使館、外資系企業、そして外国人居住者を擁しています。おそらく、国籍で言えば、東京全体でもっとも多様な地区でしょう。

あなたの恵みは私にとって十分です

「あなたの恵みは私にとって十分です」「あなたの哀れみは毎朝新しいです」「あなたの真実さは偉大です」「あなたが僕を愛していることを知っています。僕の家族を愛していることを知っています。僕はあなたが僕たちの教会を愛していることを知っています。日本を愛していることを知っています。」これらの言葉を僕は毎朝言い続けました。僕の心を新たにし、1日を始めるために。