贈答文化の中で福音に生きる

贈答文化の中で福音に生きる

日本で宣教するにあたり福音に根ざした教会文化の中にも混在する日本の伝統・文化や慣習に対してどう向き合っていくかということがひとつの鍵になるかと思います。海外から来られた宣教師の皆様も日本に長年住んでいるうちにいつの間にかお辞儀を無意識にすることが増えていたり、些細なことでも日常的に「すみません」を多用してしまったり。気付かない内に日本の文化を自分のものとして受け入れていると感じることはありませんか?

失敗だらけの教会開拓

失敗だらけの教会開拓

今から24年前、私は福音自由教会の国内宣教師として沖縄に派遣された。昔の福音自由教会は、日本の教団教派の中で最も教勢が伸びたところの一つである。教会を開拓しても3~4年で次々と自立していった。ただ沖縄は難しいと聞いていた。実際最初の牧師は半年で辞め、そのあと何人かの牧師が派遣されたが、いずれも任期は3年以内、自立も遠かった。しかし私は「自分ならすぐに自立出来る、余裕だ」そう考えた。最低でも2~3年、早ければ1年ぐらいで出来るのではないか、ここは新記録を目指してみるか!などと鼻息荒く、意気込んでいた。

霊的うつ状態と教会の福音文化

霊的うつ状態と教会の福音文化

生活や宣教活動、そして仕事に対する独特なプレッシャーにより、それまで気付かなかった心の偶像が表面化されることがあります。私はこれまで牧会の働きの中でうつに悩む人のカウンセリングをしてきましたが、霊的なうつは信仰の弱い人が悩むものだという考えが僅かながらありました。しかし、教会史を見ると真理以上の真実はない事が証明されています。霊的う つ状態は、歴史上最も優れた人々にさえ影響を与えました。

コロナ禍 仕事の混乱にどう対応したか

コロナ禍 仕事の混乱にどう対応したか

記者が参加したスモールグループでは、名古屋 にある老人介護施設でケアマネージャーをしている宮本英樹 さん(マスタードシードクリスチャン教会名古屋 会員)、協力牧師の島谷 知明さん(マスタードシードクリスチャン教会神戸 )、外国 人に日本語を教える日本語教師をしている森本聖美 さん(オール・ネイションズ・フェローシップ会員)、一般企業に勤めている大原早人さん(改革長老・武庫之荘教会員)が参加した。

コロナによる仕事の混乱と福音の適用

コロナによる仕事の混乱と福音の適用

イエス・キリストの光を日本の働く場にもたらすことを目指す「Lightプロジェクト」(ディレクター:サックス知子)は、コロナウイルスによる仕事の混乱を経験している人たちをケアするために、米ニューヨーク市にあるリディーマー教会(創始者:ティモシー・ケラー)の教会開拓機関が制作した「コロナウイルスによる仕事の混乱のツール 福音の希望を適用するモデル」(以下・仕事の混乱のツール)を翻訳し、一部日本の状況などを追加・変更して作成。日本の教会開拓機関のCity to Cityジャパン(ディレクター:デイミアン・グレイトリー)とパートナーを組み、コロナ禍の中で仕事に不安を覚えている働くクリスチャンに向けてプレゼンをしている。